令和3年4月14日
校長室から 第6号
若手教師のために その6
チャイムとともに
最近は、ノーチャイムで学校生活が行われている学校もありますが、そのような学校では、よけいに時刻には気をつかっているはずです。学校生活では時間を無視することはできません。
A中学校は、ノーチャイムです。時間に対して厳しい校風を守り続けています。そのことが伝統になり、毎年着任する教師も、入学してくる生徒たちもその態勢に同化されていきます。毎時間のチャイムが無くても、時計を見て休み時間が終わるころになると静かに授業に入っていきます。これは、生活指導における「しつけ」を自然になしとげている例と言えます。
50分授業といっても、生徒が休み時間の終わるチャイムの音を聞いて、それから手を洗ったりして、おしゃべりやふざけ合いながら教室に入り着席すると、1分から3分くらいはアッという間です。また、教師がチャイム後に職員室を出て行くと、5分遅れなど当たり前になってしまいます。すると、授業は正味45分となってしまいます。
チャイムとともに授業が始まるためには、子供たちが時計を見て行動するようにしつけると同時に、教師もチャイムが鳴る前に教室に行ってなければなりません。なんといっても、時刻を守る、時間を大切にするしつけ=習慣は、教師自身の姿勢にかかわってくるものです。チャイムとともに授業が始まることは、とても大切な習慣です。各学級にそのような習慣がきちんと身に付いてくると、仮に、やむを得ない理由で、教師が遅れたとしても、生徒は時刻どおりに着席し、静かに待っている状態になります。そのような学級では、自然に授業中と休み時間のけじめがしっかりできてきて、学習への取り組みも積極的になるものです。
また、なんとなく、だらだらと時間を使うこともあります。何がなんでも鉄道のダイヤグラムのようにしたら、息が詰まってしまいます。私たちは生きがいのある生活のために、求めて学び、目的を果たすために仕事をめいっぱいすることもあれば、心を空にして休むことも必要です。時間を大切にするということは、その目的に最も適した使い方をするということだと思います。
ただし、新規採用のみなさんは、他の人の時間を奪ってはいけません。約束の時間を守らないなど、あなただけを10人が待っていたとしたら、たとえ5分の遅れでも、5×10→50となってしまいます。1人だとしても、仕事のできるベテラン教師の貴重な5分間は、あなたの2~4倍以上の価値があるかもしれません。
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