2021年8月26日木曜日

 

令和3年4月23日

                                         校長室から 第9号 

若手教師のために その9

よい先生の条件

 子供たちにとって、よい先生の条件とは、数え上げればきりがないでしょう。教師も人間であり、子供も人間です。学級に子供が40人集まれば、それぞれに性格が違うし個性もあり、多種多様です。子供たちは、それぞれ教師に対して多くの要求をもっています。そして、一人一人の子供の見方、考え方感じ方が違っているため、教師に対する要求や期待も微妙に違ってきます。ですから、全ての子供たちの要求や期待に全て応えることはできるはずがありません。しかし、子供たちとの関わりの中で、子供が求める教師像、いわゆるスタンダードはあるはずです。

 子供たちに慕われている先生は、常に子供の側に立ち、子供一人一人を生かそうとしています。教師が子供の側に立つということは、教師が子供一人一人を理解し、深い愛情を寄せているということです。教師が子供に寄せる人間的なあたたかさをもっているということです。では、子供たちは、具体的にどのようなことを求めているのでしょうか。そんなに難しいことではありません。

 1 勉強で分からないところを分かるまで教えてほしい。

 2 自分もみんなと同じように声をかけてほしい。

 3 よいことをしたときは、褒めてもらいたい。

 4 悪いことをしたときは、きちんと叱ってほしい。

 5 悪いことをしたときは、なぜ悪いのか、みんなに教えてほしい。

 6 事件のあったときは、よく調べてから注意してほしい。

 7 何かあっても、すぐに親にいわないでほしい。

 8 もっと話を聞いてほしい。

 9 病気やケガのとき、すぐに助けてほしい。

 10 一緒に遊んでほしい。

  子供たちは、教師が本当に親切であるのか、また、熱心に教えてくれるのかなどは、直ぐに見抜いてしまいます。教師も人間であり、子供たちの多種多様な要求や期待の全てに応えられなくてもかまいません。しかし、子供の側に立って努力することはできるのです。大人の都合のよい方向でのみ考えていたら、子供をひきつけることはできません。

  瑞穂中では、めざす教師像を学校経営方針の中で、次のように示しています。

  ・いつも前向きで向上心をもつ教師

・生徒のよさや可能性を引き出す教師

・教育公務員としての自覚をもつ教師

・学校を愛し、生徒一人一人を大切にする教師

東京都は、平成27年2月に改正された【東京都教員人材育成基本方針】で、都の教育に求められる教師像を次のようにまとめています。

1 教育に対する熱意と使命感をもつ教師

2 豊かな人間性と思いやりのある教師

3 子供のよさや可能性を引き出し伸ばすことができる教師

4 組織人としての責任感、協調性を有し、互いに高め合う教師

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